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「テニス肘」は正式には「上腕骨外側上顆炎」と言います。肘の外側に出っ張った骨があり、そこを上腕骨外側上顆といい、そこに付着する筋肉、前腕の伸筋群が炎症を起こして痛みを感じるようになります。テニスをされる方に多く発症し、特にバックハンドでボールを打ち返したときに肘の外側に痛みを感じることが多いため「テニス肘」と呼ばれるようになりました。しかし、テニス肘は、テニス以外にもゴルフや剣道、バドミントンなどの肘や手首に負担がかかるスポーツで発症することがあります。ほかにも日常生活の中では物を持ち上げる時や、タオルを絞る時、ペットボトルのふたを開けるときなどにも痛みを感じることがあります。
テニス肘の原因は主に使い過ぎ(オーバーユース)だと言われています。上腕骨外側上顆に付着する前腕の伸筋群(前腕の後面、手の甲側)は指を伸ばしたり、手首を反らしたりするための筋肉になります。その繰り返しの動作によって炎症を起こしてしまうことが多いとされています。ほかにも筋肉の柔軟性不足や姿勢不良により筋肉を正しく使えていないことが原因の場合もあります。
整骨院葵堂のテニス肘の施術は痛みの起こっている肘に対してのアプローチはもちろんですが、「構造学」×「運動学」×「栄養学」の3つの視点からアプローチし、トータル的にサポートさせていただきます。
「構造学」では、肘の施術はもちろんですが、関連する筋肉や骨格、姿勢にもアプローチを行います。姿勢不良を改善することで身体の末端への血流を促し、筋肉の炎症の回復を助ける効果が期待できます。さらに、正しい姿勢を身に付け競技に復帰することで今後のケガの予防にもつながります。
「運動学」では、筋肉の柔軟性を高める、骨格・姿勢を安定させるために体幹トレーニングを中心とした筋力トレーニングを行い、症状の改善や今後のケガの予防やスポーツのパフォーマンスアップにつなげていきます。
「栄養学」では人の身体は食べたもので100%出来ています。偏った栄養バランスではなかなか筋力がつきづらくなってしまったり、身体の回復がしづらくなってしまいます。栄養学を使った内側からのアプローチも行っていきます。
静岡市の整骨院葵堂は、トレーニング施設を併設した数少ない整骨院となっているため、このような施術方法が行えます。運動習慣を身につけることによってテニス肘だけでなく様々な慢性症状を予防することができます。