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反り腰とは骨盤が正常な位置よりも前に傾いている(前傾)状態の事を言います。
自分が反り腰かどうか簡単にチェックできる方法を二つご紹介します。一つは立ったまま頭、肩、お尻が壁に付くように立ち、壁と腰の隙間にどれくらい手が入るかをチェックします。この時手のひら一枚分以内の隙間であれば正常ですが、一枚分以上隙間がある場合は反り腰の可能性が高いです。もう一つは仰向けに寝て先ほどと同様に床と腰の隙間に手がどれくらい入るかをチェックします。手のひらが途中で引っかかって止まれば正常、引っかからず手のひらが通ってしまうと反り腰の可能性が高いです。また、仰向けで寝た時に腰が痛くて膝を立てないと寝れない場合も反り腰の可能性が高いです。
そもそもどうして反り腰になってしまうのか、原因は様々ですが例を挙げるとすると、お腹と腰の筋肉のバランスが崩れて腰を反っている、長時間のデスクワークや立ち仕事で腰の筋肉に負担をかけている、妊娠や急な体重増加により大きくなったお腹の重みを支えるため腰を反っている、育児で抱っこが多くバランスを保つため腰を反っている、激しい運動や部活動(バレエ・新体操・ダンスetc)で腰に負担をかけている、女性でヒールの高い靴を履く方はつま先や足の前方に体重がかかりバランスをとるため腰を反ってしまうなどがあります。
・慢性腰痛
・ポッコリお腹
・垂れ尻
・太ももが太い
・腰部脊柱管狭窄症
・梨状筋症候群(坐骨神経痛)
etc
〇反り腰にならないために
反り腰は日常生活の動作が原因で起こる方がほとんどです。だからこそ日常生活で反り腰の原因となる行動をしない、もしくは正常な状態へ戻すための運動やストレッチを行うことが大切になってきます。現在ご自身がどんな生活を送っているか、家庭や職場、学校などでどんな姿勢でいるか意識することが大事です。
〇運動とストレッチ
反り腰にならないための効果的な運動とストレッチを2つご紹介します。1つはドローインと呼ばれる骨盤を後屈させる運動です。これは仰向けに寝て浮いている腰を床につける運動で、腰を床につける動きが骨盤を後屈させる動きになるので効果的です。もう1つはキャット&ドッグと呼ばれるストレッチのキャットの動きが骨盤を後屈させるストレッチになります。これは四つ這いになり、自分のおへそをのぞき込むように身体を丸めていくと骨盤を後屈させることができます。どちらも検索すると動画で紹介されていますので、参考にしてください。
反り腰の方の多くは腰の筋肉が緊張状態にあり硬くなっています。筋肉が硬くなるということは筋肉が収縮しているということであり、筋肉が収縮すると筋肉が付着している骨を引っ張ってしまい骨格を歪めることになります。この悪循環を良い方へ導くために、整骨院葵堂では『構造学』×『運動学』×『栄養学』を掛け合わせ、患者様に合わせた(オーダーメイド)施術を行っております。まずは筋肉の緊張を取り除き、骨格を正し位置へ矯正していきます。その後は正しい位置をキープするための筋力作りや反り腰にならない身体の使い方を身につけることが必要になります。その時の痛み・不調を緩和するのではなく、根本から身体を変えていくことで患者様の笑顔と明るい未来の創造を目指しています!
反り腰でお困りの方は、ぜひ一度静岡市葵区、駿河区、清水区の整骨院葵堂グループまでご相談ください!